プロ雀士が弱いと言われる理由
麻雀と運、プロ雀士,麻雀プロ団体、一点読みやトイツ場、クセ、必勝法といった計算が難しい要素についての実験及び考察です。
プロ雀士
麻雀プロ団体
プロ雀士が弱いと言われる理由
麻雀と運
一点読みって可能?
対子場って本当にあるの?
麻雀心理学
麻雀の必勝法
プロ雀士が弱いと言われる理由
プロ団体の試験に合格した人が得られる肩書き。
団体によって差がありますが平均的に見ると5割程度の合格率です。
(101競技連盟やRMUのような少数精鋭の団体は審査が厳しいです。)
プロ雀士が弱いと言われるのには
この、ある程度の強さがあれば普通に受かってしまう合格率の高さが一因です。
無論、合格率が高いのには訳があります。
麻雀に限らず将棋や囲碁といったゲームはスポンサーがいて初めて成り立つと言っても過言ではありません。
麻雀は、将棋や囲碁に比べてスポンサーがなかなか付かないのです。
また、スポンサーが付いたとしても小額です。
これは、麻雀=お金のやりとり といった暗いイメージがあるのが一因の1つでしょう。
以下の賞金額を見てもらえればよく判ります。
賞金額
麻雀:10万〜300万円前後,全大会の賞金で3000万くらい。
将棋:竜王戦3200万円,朝日オープン2000万円,他不明
囲碁:棋聖4200万円,名人3700万円,本因坊3200万円,トヨタ&デンソー杯3000万円,他多数
給料
麻雀、給料なんてありません。
賞金総額をプロの人数で割ると、一人あたり4万円くらい。会費は10万円……。
将棋では羽生さんが 2006年/9376万円 2007年/8132万円 2008年/1億711万円。
同20位の行方尚史 八段が 2006年/1098万円 2007年/1035万円
(日本将棋連盟データより)
囲碁では張栩名人が 2008年/1億1337万円 2007年度も1億越えだったとのこと。
同10位:女流の謝依旻女流名人が 2008年/1582万円。
(囲碁棋士 MSN産経ニュースより)
産業基盤
麻雀はスポンサーが付き難いため、経営基盤が貧弱なのです。
そのため、麻雀プロにはお給料さえ出ません。
逆に会員費という名目で10万円/年 程度の金額を徴収をしています。
活動資金が必要なため、
団体には、ある程度の人員確保が必要。
採用するプロの実力等についてはある程度の妥協をする必要があるのです。
プロ試験
書類審査をはじめとして、
筆記試験,面接,実技の3項目が審査基準です。
筆記試験
主に一般常識と麻雀の基礎知識が問われます。
今の総理大臣は誰?
ハイテイを漢字で書きなさい。
二飜110符の和了点。
面接
試験に参加した理由やプロ雀士になった後のビジョン等。
自分にとって麻雀とは何か?
これからどのようにしたら麻雀を普及,発展させられるか?
実技試験
実際にどの程度の実力を備えているか、マナーは正しいか?
採譜は当然ですが、出来ますよね?
試験に合格する
ある程度の実力があるというのは当然必須ですが、
1、正しいマナー。
2、麻雀の基礎知識(漢字含)
3、点数計算
4、採譜
上記1〜4がちゃんと出来れば受かります。
海外の麻雀大会
海外の麻雀大会ではワールドシリーズオブマージャンという
賞金総額$100万,優勝賞金$50万という どでかい大会が存在します。
日本でもこれくらいの大会があればな〜。